元繁殖犬と暮らす独身女日記

先代犬の病気や元繁殖犬との生活

13歳目前、愛犬の緊急入院 2

9/27 退院、そして再度救急病院へ

この日は私も母も仕事へ行き、母は一度帰宅してから車で、私は仕事場から直接病院へ。

ご飯も食べ、おしっこもうんちも出ていると言う事で一旦退院になりました。

「今夜の分と明日の朝の分、飲ませたらまた診せにきて」と言う事で2回分のお薬をもらって退院。

家でいつも通り焼き芋の中に薬を埋め込み食べさせ(かつてはバナナだった)、いつものドライフード(アミノペプチドフォーミュラ)を1回分食べてちょっと安心。

その後、また落ち着き無く部屋の中をうろうろし始め息が上がり始める。

最初にかかった救急病院は水曜休診だったので、国道沿いの病院へ。

そこは24時間、獣医師、獣看護師常駐の病院でした。

ネットでの評価が良いだけあって、私たちが待っている間に他の患畜さんが何組か来院。

獣医さんにさっき飲ませた薬を見せると

「これはなんの薬ですか?」

と聞かれて一気に不安が押し寄せてきました。

「分かんないの?」と言いたいのを堪え、覚えている限り説明。

その後診察前の問診がとても丁寧で、事細かに過去の病歴や通院歴をお話ししました。

その間にもなつめは荒い息を繰り返す。

レントゲン検査の結果、やはり肺水腫の症状が出ているため、その晩も利尿剤を投与し酸素室で過ごす事になりました。

私も母もこの時点で精神的に疲れてしまっていました。

 

9/28 再び掛かり付けの病院へ

翌朝9時診察開始時間に迎えに行き様子を聞くと、昨晩おしっこは出ていないとの事。

畜尿(お腹がタポタポ)は確認ができているので、慣れている場所ならすぐに出すでしょう、出なければ抜いてあげてくださいと言われました。

利尿剤を使い続けている事から膵臓への負担が心配なので今後は血液検査を定期的にした方が良い、と言う事と、このままこの治療(酸素室と利尿剤)で良くならなければ肺炎を疑った方が良い、と言うお話をしてもらいました。

その足で掛かり付けへ再度入院、すぐ酸素室に入れてもらいました。

先生に「お家でも酸素室使えるようにしといたら?」と言われ、テルコムさんの酸素ハウスのパンフレットを頂きました。

家に帰ってすぐ電話で問い合わせをしたところ、翌日の午後にはレンタルできるとの事で申し込みをしておきました。この酸素ハウスに関してはまた後ほど詳しく書きます。

心配でしたが月末で仕事もあるので私は午後から会社へ(悲しき会社員)、母からの連絡を待ちながら仕事をする事に。

仕事をしていても考えるのはなつめの事ばかり。

「もうあの元気ななつめには会えないのかな?一緒に寝る事はできないのかな?」

そう考えると涙が溢れてきて、タオルを片手にパソコンに向かっていました。

こう言う時、本当に食欲がなくなるんですね...自分が具合悪いときは意地でも食べて治してやる!と思うのに。

夕方、母からの電話。

転院してすぐにおしっこが出たし、ご飯もちゃんと食べて、院内を歩き回っている。

と言う報告を聞いただけで涙腺決壊、上司見て見ぬ振り......すいません。

昨晩の事もあるので、次の日の夜の退院が決まりました。

13歳目前、愛犬の緊急入院 1

はじめまして、都内の実家在住アラサー会社員です、独身です。

愛犬の病気の事を書こうと思います。

ペットの病気の原因を探ろうと検索した方や、病気のペットと共に暮らす中で分からない事があって検索をした方のヒントになれば嬉しいなと思います。

 

2017/9/25の夜 愛犬のなつめ(12歳パグ)が緊急入院しました。

病名は「肺水腫」、肺に水がたまってしまう病気でした。

症状は荒い呼吸、痛がるような不自然な鳴き方、落ち着きの無い動き、です。

前日9/24の夜に一度、寝ていたなつめが急に起き上がり足を引きずるように「キャン!」と鳴いたと言っていた母。

足でも痛いのかな?と思いましたが今思えばあれは肺水腫の前兆だったのでしょう。

いろいろなキーワードでネット検索をしてみた結果、「肺水腫」と言う病名は早々にヒットしていました。

12年一緒にいるとは言え犬の病気に関して素人の自分には情報量が少なく判断する事ができませんでした。

翌日まで待って掛かり付けの病院へ、とも思いましたが上を向いて舌を出し、短く洗い呼吸をする姿に不安を覚えすぐ近所の救急外来へ駆け込みました。

来院前に電話をして今の症状、病歴、飲んでいる薬などを先生に伝え、今飲んでいる薬は持って行きました。

レントゲンを撮った所肺が真っ白け、モヤがかかっていました。

本来が黒〜灰色に写る部分に水分があるため白く写るのだそうです。

心臓肥大、僧帽弁閉鎖不全症などの心臓の病気もある子なので、このままでは危ないと緊急入院。

ニトロ(心臓病薬)を飲ませ(神業でした)、利尿剤を投与しそのまま預けて帰りました。

 

2017/9/26 救急病院から掛かり付けへ転院

翌日は仕事を休み、まず掛かり付けの獣医さんに連絡。

昨日の状況を話し、そちらで看て頂けないかとお願いしました。

先にも書いた心臓病と皮膚病、アレルギーの治療を続けているのでできれば違う病院に預けっぱなしにしたくなかったからです。

先生は「動かせる状態なら連れてきても良いよ」との事で、救急病院に連絡。

夜間救急も終わった完全な時間外だったので何度掛けても自動音声のアナウンスが鳴るばかりです。

何度か掛けていたら、無効から連絡がありました。

今は落ち着いて寝ている、移動くらいはしても大丈夫、との事で面会可能時間の11時まで待機、この時間の長い事......

迎えに行くと、今朝撮ったと言うレントゲンを見せてもらいました。

素人目に「昨日より白くない?」と言う印象、まだまだ治療が必要な事が一目で分かりました。

「何かあったら、いつでも来てくださいね」

と言う先生の言葉がとても心強かったです、そりゃあちらはお仕事なのだけど。

そのまま車で掛かり付けの病院(隣町)へ。

レントゲン写真の画像と、昨夜投薬した薬のリストを確認してもらうと、病気と治療方法に問題は無い、ベストの処置だとの事。

救急病院の先生を信用していなかった訳じゃないけど、ちょっと安心してしまいました。しかしたはりまだ安心はできない状況だと言う事で入院。

翌日はどうしても仕事を休む訳にいかなかったので泣く泣く仕事へ......