元繁殖犬と暮らす独身女日記

先代犬の病気や元繁殖犬との生活

火葬するまでと、今現在。

亡くなってすぐ、母が病院に電話。

抜糸をお願いしました。

洋服など入れる籠にタオルや赤ちゃん用のおねしょシートを敷いて、

お気に入りの洋服を着せた愛犬を寝かせました。

首がグラついてしまうので枕を入れたら、ほんとうに寝ているようでした。

亡くなった時に開いたままになった目と、ベロが痛々しかった。

母の運転で、愛犬と最後のドライブに行きました。

いつも行っていた病院の前、スーパーなどぐるっと周り、病院へ。

先生と、看護師の奥様に出迎えてもらい、抜糸だけでなくケアを一通りしてくださいました。

汚れた身体をシャンプーでキレイにしてもらい、目も口も閉じ、カサカサだった

鼻は、元気だった頃のように濡れていました。

動物にもエンゼルケアがあるのを知らなかったんですが、家族としてとても嬉しかったです。

そうしてもらうと、本当に寝ているようでした。

先生に、火葬してくれるところを紹介して頂き帰宅後にすぐ電話。

翌日の夕方に火葬の予約をしました。

その夜は愛犬を挟んで、母と三人川の字で寝ました。

 

ペットの火葬について

火葬をお願いしたのは、普通の葬儀社からペットの火葬サービスまで展開している

ところでした。

うちは個別火葬、他のペットちゃんと一緒ではなくうちの子だけで焼いてもらいました。

パルプでできた棺を用意して頂き、そこに寝かせ、好きな食べ物やお花を入れました。

お洋服も、金具が無ければ着せたままで良いとの事。

末期の水やお焼香など、きちんと段取りがありました。

最後のお別れはきっちりと時間をとって頂きました。

火葬には約1時間かかるとの事でしたが、お骨を並べたりと意外と時間がかかりました。

でも、部位毎にきっちりと並べられたお骨を見て、ここにお願いして良かったと思いました。

骨壺に順番にお骨を納めるのは、家族の仕事です。

しっぽの骨が本当に可愛くて、あぁ、骨までこんなに愛おしいんだなと思いました。

今、お骨はまだうちにあります。

いつまでもこのままにしようとは思っていませんが、今はまだこのままで良いと

思っています。

 

火葬をお願いしたのはお寺ではなかったので、その後の法要などはありません。

納骨堂があり、個別と合同が選べるようです。

 

今は毎日お水を替え、お花もお供えしています。

好きだった焼き芋もたまにお供えしています。

今もきっと、あの子はうちの中で私たち家族の側にいます。